英国国教会系の小学校が故ジョン・レノンさんの代表曲「イマジン」を「反宗教的」 との理由で児童が歌うことを禁止し、保護者らが反発している。 20日付の英紙デーリー・エクスプレスが伝えた。 同紙などによると、英南西部エクセターのセント・レナーズ小学校の児童は学期末の コンサートに向け練習を重ねていた。 しかし学校側は「イマジン」の「宗教がない世界を想像してごらん」という歌詞について、 国教会にふさわしくないと判断、別の曲に急きょ差し替えた。 「イマジン」は平和を訴えた名曲とされ、トリノ五輪の開会式でも採用された。 児童の母親らは「素晴らしい歌なのにナンセンス。 歌詞は信教を否定しておらず、全体の文脈から判断すべきなのに」と話している。