2005/05/03 (火) 11:51:47        [qwerty]
http://www.zatsugaku.com/

心理学に「パンダ、サル、バナナ」から仲間二つを選ぶ実験がある。
日本人ならサルとバナナを選ぶ人が多いのではないだろうか。
中国人もそうだ。これがアメリカ人だと、パンダとサルが多くなる。
欧米人はものごとをカテゴリー化してとらえるのに対して、
東洋人は関係性や文脈に注目するという。

これをもってあなたは西洋タイプ、東洋タイプと遊んでもいいけれど、
むしろ重要なのは、両者が違う世界の見方をしていると気づくことだ。
同じ桜を見て「きれいだね」とうなづきあったとしても、
一方は古寺を背景とする色合いを誉め、一方はやがて散るはかなさゆえの輝きを愛でているかもしれない。

心理学の戸田正直氏が提唱し、人工知能分野でも知られている思考実験に、キノコ喰いロボットというのがある――