http://www.zatsugaku.com/ 心理学に「パンダ、サル、バナナ」から仲間二つを選ぶ実験がある。 日本人ならサルとバナナを選ぶ人が多いのではないだろうか。 中国人もそうだ。これがアメリカ人だと、パンダとサルが多くなる。 欧米人はものごとをカテゴリー化してとらえるのに対して、 東洋人は関係性や文脈に注目するという。 これをもってあなたは西洋タイプ、東洋タイプと遊んでもいいけれど、 むしろ重要なのは、両者が違う世界の見方をしていると気づくことだ。 同じ桜を見て「きれいだね」とうなづきあったとしても、 一方は古寺を背景とする色合いを誉め、一方はやがて散るはかなさゆえの輝きを愛でているかもしれない。 心理学の戸田正直氏が提唱し、人工知能分野でも知られている思考実験に、キノコ喰いロボットというのがある――