夕闇せまる雲の上 いつも一人で震えてる あなたはきっと悲しかろう 音も途絶えた風の中 空をつかんだその腕を 休めることはできなくて ここでオナニー始めよう 鷹のようなこのスペルマ ここでオナニー始めよう 空を舞うような悲しさを 雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく置いてある 本はきっと切なかろう 色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを 愛でてくれる手もなくて ここでオナニー始めよう 花のようなこの陰唇 ここでオナニー始めよう 雨に打たれる切なさを 人影絶えた野の道を わたしと共に歩んでる あなたもきっと寂しかろう 虫のささやく草原を ともに道行く人だけど 耐えてもの言うこともなく ここでオナニー始めよう ひとりこの心 ここでオナニー始めよう ひとりぼっちの寂しさを