新華社電によると、中国国務院(政府)台湾事務弁公室の陳雲林主任は3日、 上海市で「台湾同胞に対し、平和、団結、友愛の象徴であるパンダ一つがいを 贈る」と発表した。 また台湾経済の振興につながる措置として、近く(1)中国への輸入を許可す る台湾産果物の種類を拡大し、10種類以上についてゼロ関税を実施(2)中国 住民の台湾旅行を解禁する-ことも発表。台湾の陳水扁政権が、この3項目 の実現に同意するよう求めた。 台湾でも人気があるパンダ贈呈などによって、反国家分裂法で台湾住民の 間に高まった中国への反感を和らげる狙いだ。Yahoo!(共同通信) - 5月3日17