2006/08/07 (月) 16:49:42        [qwerty]
かつて世界を取ったそのグローブは 
数十年の時を隔ててもなお輝きは失ってはいない。 
おもむろにトーントーンと足を使い始めるガッツ。 
その華麗な動きに思わず後ずさる亀田父。 

「待てや、親父の前にワシが相手や」 

その場にいた全員が目を疑った。 
「・・・・興毅!!」 
「!!」 
気づいた時にはガッツの目の前に興毅のストレートが迫っていた。 
誰もがガッツが無残に打ちのめされる姿を予感し目を瞑った。 
だが地面に倒れていたのはガッツではなく興毅だった。 

「これがクロスカウンターだ、興毅君」