プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者・名城信男(24=六島)が 9日、鳥取市内にある元日本同級王者・田中聖二さん(享年28歳)の墓前で 「ベストを尽くし、持てる力を出し切りました」と勝利報告した。 昨年4月に名城がTKO勝ちした試合後、田中さんは意識不明の重体になり、 亡くなった。名城は引退も考えたが、世界ベルトを墓前に供えることを誓って、 7月に国内最短タイとなるプロ8戦目で世界を奪取した。