達磨のもとに神光が尋ねてきて問うた。 「心が不安でたまらないのです。この苦悩を取り去ってください」 「その不安でたまらない心を、ここに出してみろ。安心せしめてやる」 「出そうとしても出せません。心には姿がないからです」 「姿がないものに、どうして悩みなどあろうというのか」 それを聞いて、神光は達磨の弟子となった。 一休さんかよ(;´Д`)