> > ある老婆が、一人の修行僧を世話して二十年がすぎた。 > > あるとき少女が修行僧に抱きついて誘惑した。 > > 「さあ、私をどうなさいます?」 > > 僧はまったく動揺せずにいった。 > > 「枯れた木が冬の岩に立つように、私の心はまったく熱くならない」 > > この言葉を少女から聞いた老婆は、激怒していった。 > > 「自分は、こんな俗物を二十年も世話していたのか!」 > > そして僧を追い出し、庵も汚らわしいといって焼いてしまった。 > 坊主といえども熱い心を持っていないとな ぎらぎらした肉欲もな 参考:2006/08/20(日)04時39分21秒