子供の頃は京都伏見の山の麓や田んぼで遊び、蛇を見つけると尻尾掴んで室伏の兄貴ばりに振り回して投げていた。 それに蛇の神さんが怒らはったのかなーという話。 仲間といつもの道を山に向かっていたら道の先に真っ黒の蛇が。 「真っ黒は珍しいな」「毒蛇?避けて行こうか」などと話てたら、蛇がこっちを見た。そして目が合った(としか思えん) すると途端に本当に信じらんないスピードでこっちに向かって来る。当然ビックリして来た道を叫びながら全力で逆走。 チラチラ後ろを見るが追い掛けて来てて差が縮まってる。もう半泣き。逃げに逃げて車が通る道を越えて後ろを見ると・・・ 道の向こうにまだ、いた。そして目が合うとゆっくり山へ戻っていった。 「蛇の神様が怒ったのかなー」と皆で話、その後は二度と蛇はイジメなくなった。 その後怖くてしばらく山へは行かなかったが、時が経つと恐怖も薄らぐ。 で皆と久しぶりに遊びに行ったら今度は真っ白な蛇が田んぼにとぐろ巻いていた。 怒りがとけたのかなーと。