2006/08/23 (水) 20:03:31 ◆ ▼ ◇ [qwerty]池上茜がみつみの絵をトレースしているってことで、比較画像だの仕事をやるなという
署名活動をしている奴らが居たのでそこで以下のような文章投稿したんだけど、俺の感覚って変??(;´Д`)
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トレスによる絵の類似っていうのがその道のプロでなくても"わかりやすい"
というのが池上茜のやっていることの弱点なんだろうな
同人の世界っていわゆる参考拝借・パクリの歴史でもあると思うんだけど、
普通のサークル間で行われるこれらの行為は、膨大な参加者の出品物に紛れて
それが"わかりにくく"なっているだけだと思う。
絵画に限らず文章や音楽にしてもさ、文章書きから見たら明確なパクリ作品
っていうのはやっぱりあって、でも絵画は視覚的に訴えかける分、素人にも
わかりやすいわけ。
みつみ女史っていうのは同人作家としてはあまりにも有名で敬愛している
ファンは多いんだよな。
当然これに習えみたいに考えている奴も多くてさ。
昔だったら大物商業漫画家(たとえば高橋留美子)を崇拝して彼らの
作品をトレスした絵に着色して出しただけでも、それを咎めるどころか
感心される空気すらあった。
今は商業作家と同人作家の明確な住み分けっていうのが曖昧になって、
ちょうどそこに乗っかるようにみつみ女史のような微妙な立場の人が台頭してきた。
で、そういう微妙な立場にある人の作品をトレスして、やはりみつみ同様
微妙な立場になってしまった人も現れてしまったわけ。
それが今の池上茜なんじゃないかなぁと思う。
同人作家がお金の取れる商業作家になることが昔に比べて容易になった、
という背景のもとにみつみ女史のような「プロ」が現れたのだとしたら、
やはり池上茜のような人が「同人作家にみられがちな行為」を繰り返して
プロになるというのはさほど驚くことではないと思うんだけど。