2006/09/06 (水) 10:30:24 ◆ ▼ ◇ [qwerty]4時起床。万歳。万歳。万歳。現在8時48分。いま秋篠宮紀子妃殿下におかれては
男児をご出産の一報が流れた。思わず立ち上がり冒頭の万歳の3唱。何よりもまず
無事のご出産をお慶び申し上げる。そして敢えて書くが私は皇室が男児を得た慶び
に身が打ち震える思いがするのである。これぞ皇統の底力であり御稜威でなくて何
であろう。連綿たる皇位継承の伝統を捩じ曲げようとした「平成の弓削の道鏡」一
党の策謀を木っ端微塵に打ち砕く慶事と言うほかはない。恐らく日本人の多くが慶
びと同時に安堵を感じているに違いない。私たちは試されたのである。皇室典範改
定問題に揺れたここ何年かは皇祖皇宗の方々に皇室という宝物を守っていく覚悟を
突きつけられた時間であったのではないか。この安堵感を私たちは忘れてはならな
い。私たちがこの世から消えても失われないものが大和岩根にはあるのだというこ
の感触を覚えておかなくてはならない。私は皇太子殿下と同年齢だ。ということは
つまり今日始めて私の次の世代に間違いなく皇統が受け継がれていく証を手にした
のである。それを思う時胸が熱くなってたまらない。今回の慶事を受けて皇室典範
については前向きな改定の論議こそなされるべきであろう。むろんこれから東宮家
に男児ご誕生の可能性があるという前提だが今日お生まれの新宮さまが日嗣の皇子
になられる確率はかなり高いと考えざるをえない。となれば将来の天皇に対しては
やはりご誕生のこの瞬間から相応のお育て方が必要なのではないか。お名前のつけ
方については先日触れた。私の記述に対して「愛子さまという名前は皇太子殿下が
つけたのでしょう」というメールが数多く来たがかくも日本人は軽薄な皇室報道に
踊らされて不勉強になったかと憂鬱になった。愛子さまというお名前を考えられた
のは皇太子殿下だ。しかし形としてはその「ご提案」を受けてやはり天皇陛下がお
名づけになったのである。こういう「カタチ」を守っていく事が皇統を護持すると
いう事であってなしくずしに揺るがせにするということはあり得ない。その根本を
理解していない日本人が増えていることを私は憂えるのである。新宮さまの誕生を
機に私たちはもっと皇室について学んではどうか。理解していないものを「象徴」
として戴くことこそが不敬ではないか。ともあれしばらく列島は慶祝の空気に包ま
れるだろう。今日の雨すら私は天が悦びに流す喜悦の涙のように思われるのである。
何かの絵に見える