読売としては斉藤が大学進学でほっとしている。 というのは、高校生候補だけに表立って言えないものの、 読売はこの夏まで駒大の田中を最有力候補にしており、また田中も 読売志望の「相思相愛」状態だったが、今夏の甲子園での斉藤の 活躍とその後の大人気を目にした渡辺会長が「斉藤君に決まってるだろ。 獲らずにどうする」と方針変換、水面下で進めていたそれまでの工作を 急遽変更せざるを得なくなっていたというのだ。