2006/09/16 (土) 07:28:45        [qwerty]
13の事件で死者27人(殺人26人、傷害致死1人)を出した一連のオーム
事件の首謀者として、一審の東京地裁で死刑判決を受け、東京高裁の控訴棄却
の決定に不服として最高裁判所に特別抗告中の麻原彰晃被告(51)に対し、
最高裁判所は15日、高裁の決定を支持し、麻原被告側の特別抗告を棄却する
決定を出した。これにより、麻原被告側から再審請求がない限り、死刑が確定
する。再審請求は明らかな事実誤認を提示する証拠が出されない限り認められ
ないため、事実上、麻原被告の死刑が確定した。ただ、1.死刑執行は死刑囚
が自らの執行を認識できる精神状態でないとおこなわれない、2.麻原被告が
現在進行中のオームの他の被告の控訴審・上告審の証人として出廷を求められ
る可能性がある、3.同一事件の共犯者は同時に死刑を執行される慣例がある
ため、麻原被告の死刑がすぐに執行されるとは考えにくい。

※麻原被告の刑が確定したため、弊社の報道においてこれ以降は、同被告を麻
 原死刑囚と呼称します。