エンジニアと物理学者と数学者が,すべての奇数は素数であるという「定理」を 証明しようとした。 エンジニアは最初のいくつかを試してみた。 「3は素数だ,5は素数だ,7は素数だ,だからこの定理が成り立つ。」 物理学者はこれだけでは満足できなかった。 「3は素数,5は素数,7は素数,9は,えーと,誤差だ。11は素数,13は素数。 このようにして,この定理は成り立つ。」 応用数学者は考えた。 「3,5,7は素数だ。9も素数に近い。11と13は素数だ。だからこの定理は正しい。」