これまで世界の七不思議とされてきた遺跡の中で現存するものはわずか1カ所となってしまった。 そこで新・世界の七不思議を選ぼうと、歴史愛好家達が協力を求められている。 新・世界の七不思議を決定するための投票は世界的に行われる。その候補リストに名が挙がった21カ所のうち、 英国発のものはストーンヘンジだけだ。 ウィルトシャー州のソールスベリー平野に5000年来建つ巨石群は、アテネのアクロポリス神殿やニューヨークの自由の女神像、 京都の清水寺、そして旧・世界七不思議として唯一現存するギザのピラミッド群と競うことになる 投票を主催するのは、遺跡の保存や修復、促進活動を行う「ニュー7ワンダーズ」というスイスの非営利団体。投票の結果は 2007年7月7日、ポルトガルのリスボンにて発表される。 「ニュー7ワンダーズ」は既に2000万票を受け付けており、その多くはタージマハルがあるインド、 万里の長城の中国、インカの要塞都市マチュピチュがあるペルーから送られてきている。