昭和53年4月、日中平和友好条約締結に向けた交渉が行われている中、突 然、約100隻の中国漁船が尖閣諸 島に接近し、領海侵犯、領海内不法操業を行うという事件が発生しました。 これに対し、海上保安庁は対策本部を設 置するとともに、最大時には巡視船10隻、航空機4機を投入し、これら中 国漁船が付近海域から退去するまで、約2 ヶ月半の長期にわたり警備を実施しました。