李ジュンシク教授は発表文で、日帝植民地支配の残滓を清算しようという声が高いが、われわれ自身が日帝の 残した植民主義の論理に陥っているという事実は意識することができないと、指摘する。 在中同胞と外国人労動者、華僑に対する差別的態度に見られるように、日帝植民地支配で日帝が行なった極甚な 民族差別または民族抹殺政策の被害者だった我が民族が、自ら「加害者」の立場に変わったというのだ。 金ギョンミ教授は発表文で「解放後の韓国教育の最大の課題は、日帝植民地教育を清算して民主主義教育を 導入する問題だったが、今日まで依然として植民地教育の残滓が清算されたとは言いがたい」と主張する。