イラクのイスラム教スンニ派の武装勢力「アンサール・アルスンナ」が9日、 イラク西部アンソールで日本人を拘束したとする犯行声明をインターネットの サイトで出した。声明によると拘束したとされる日本人の名前は「さいとう・ あきひこ」とされている。銃撃の末、武装勢力に拘束され、重傷を負っている という。 ウェブサイトによると、旅券は96年9月に発行された。61年1月生まれと され、44歳と見られる。米軍基地から出てくる車数台を見張っていた。待ち 伏せ地点に車列がさしかかった所で交戦した。相手はイラク人12人と外国人 5人だった。戦闘の末、全員を拘束し、16人を殺害した。残った1人を拘束 している。