>  2006/10/28 (土) 18:51:54        [qwerty]
> > どう考えても嘘くさいんだけど
> > 実際にあった奇妙な話を聴きたいかい?(;´Д`)
> なになにーヽ(´ー`)ノどうしたのー?(CV:玉川紗己子)

先々週の土曜日に近所の中華屋に行ったんだ
結構美味い店でここ半年は週に一度は食いに行ってた
そんでそこで飯食って勘定済ませたら「粗品です」って箸をくれたんだよ
別に何かの記念日でも無さそうだし正月でもないのに何で粗品よ?
と思ったけどくれるっていうから貰ってきた
そんでだ、そっから今日までの2週間はホントに最悪な事ばかりあって
俺も相当参ってしまったのよ、やる事なすことうまく行かない
たった二週間だったけど精神的にかなり追い詰められてきて
ヒゲも伸び放題で服も臭いまま仕事ばかりしてた会社に泊まってね
そんでやっと今日一段落して家に帰って来たんだけど
飯作る気にもならなかったのでまたその中華屋に行った
いつもどおり鳥ソバと春巻き頼んで食ってると店のおばさんがアワビの煮付け
とかフカヒレの餡かけオコゲとか頼んでもないものを持ってきたので驚いて
「これ頼んでないっすけど(;´Д`)」って言ったら「申し訳ございませんでした」
って謝られて急に「お話したいことがあります」っていうわけ
何のことかサッパリわからずに「なんですか?はあ?」ばっか言ってたんだけど
相手の必死さに押されて店の奥に案内されることになったんよ
そしたらそこでさ「覚えてないかも知れませんが先々週の土曜日にお箸を持ち帰り頂きましたよね?」
って言われたわけ
そういえばそうだったと思って「はい、どうもありがとうございます」と言ったら
店の店主らしき男が「すみませんでした」って深々と頭をさげるわけ
何なんだといい加減気味悪くなってきて「どうしたんですか?何がなにやら」
みたいな事を言ったら、その店主曰く
「店に厄歳が迫っていて大変なことになると顧問の占い師に言われた」
「このままではあなた方の命も危ない」
「だから何とか方法を考えて厄から逃げなければならない」
「あなたのお店にこれこれこういう人(俺のこと)が来ている」
「この人は今度の土曜日に店にくるからその際に何か持って帰らせなさい」
「そうすれば厄はその人に移る」
「その人にかかる直接の厄ではないので命に関わるような事は彼には起こらない」
「ただ大変な目に合う事は合うだろう」
「しかしそういう血筋というか役目の星なので心配ない」
「次に彼が来た時にはしっかりと持て成し、経緯を説明し、許しを請うこと」
「などと言われてそのとおりにしました、本当に申し訳ない」
などを言うのですよ(;´Д`)
なんなんだとその時点でもかなり困惑してたんだが
漏れもファンタジー世界には造形が深いので気を取り直して話を聴いた
まあ確かにここ二週間エライ目にあったけど
それが店主の言う所の「厄」のせいなのかどうかなんてわからんし
仕事上確かに危ない期間ではあったのでそれは別にいいんだけどさ
突っ込んで色々聞いたらその店主は中国系の人間で
中国人は占いや霊占など未だ現役で信じてるそうで
腕のいい占い師との縁は財産だとも考えているそうだ
まぁそれだけなんだけどなんつーかさ
ここで話すには面白いかなと思って帰って来たよ

参考:2006/10/28(土)18時26分02秒