> 2006/11/06 (月) 00:07:33 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> リーマン「日曜よ、なぜそんなに怯えて顔を隠しているのか?」
> 日曜「リーマンさん、月曜が見えないの?
> 冠をかぶって尻尾を垂らした月曜が見えないの?」
> リーマン「日曜よ、それは霧がたなびいているのだ」
> 月曜「可愛い日曜よ、おいで、
> わしと一緒に面白い遊びをしよう。
> 岸辺には色とりどりに沢山の花が咲いてるし、
> わしの母さんは黄金色の服を沢山持っておるよ」
> 日曜「リーマンさん、月曜が僕に色々な約束を囁いているよ、
> リーマンさんには聞こえないの?
> リーマン「落ち着くのだ、日曜よ、
> それは風で枯れ葉がざわめいているのだ」
> 月曜「楽しい日曜よ、わしと一緒に行こう、
> わしの娘たちがお前と遊んでくれるよ、
> 娘たちは夜通し輪舞して、
> お前を揺り動かし、歌いながら寝かせてくれるよ」
> 日曜「リーマンさん、そこの暗闇の中に立っている、
> 月曜の娘たちが見えないの」
> リーマン「日曜よ、よく見えるよ、
> あれは古い柳の木が灰色に見えているだけだよ」
> 月曜「わしはお前が好きだ。
> その美しい姿が欲しくてならないのだ。
> どうしても嫌がるのなら、
> もう腕ずくで連れて行くまでだ」
> 日曜「リーマンさん、リーマンさん、月曜が僕を掴んで離さないよ、
> 月曜が僕をひどい目にあわせようとしている」
> リーマンは恐怖におののき、飛ぶように馬を走らせた。
> 呻く日曜を抱えて、やっと我が家に辿り着いたが、
> 腕の中で日曜は息絶えていた。
月曜の娘=ゆかりん
参考:2006/11/06(月)00時06分33秒