ソニーの大根田伸行・最高財務責任者(CFO)は業績修正の発表時に、 「利益を一番下げているのはゲーム事業で、約2000億円の赤字になっても仕方がない。 PS3の立ち上げの生みの苦しみだ」と述べて現状の厳しさを認めている。 一方で、同時にコストダウンバージョンのPS3の開発が進められていることを明らかにしたとされる。 現在のPS3のコストは一部の推測によると1台800ドル程度だ。 コストを引き上げているのが「ブルーレイ・ディスクプレーヤー」で、 現状1台200-300ドル程度のコストといわれる。 1台20ドル程度のDVDドライブを搭載するXbox360とWiiには、 今のところどうやっても価格面でアドバンテージを持つことができず、 むしろ1台売るごとに赤字を拡大することになる。