●自分は残酷なのでのせたくなかったが、担当者が最後には涙目になって 激論し、「本誌以外では載せない(それだけ自信があったんだろう)、載 せないなら他誌にもっていく」と主張し、そこまで作家のことを考えてい るのならと許可したのが『バオウ』だった。 ●『筋肉マン』は、みんな絵がうまくなっちゃうときに、単純でヘタで子 供が似顔を描きやすい作品だった。読者年齢も上がりがちな時期だったの で採用し、読者年齢を下げた。