2006/12/02 (土) 11:31:50        [qwerty]
不倫していた。
4年間も妻を裏切り続けていた。
ネットで出会った彼女。
最初は軽い気持ちで逢い、次第にお互いの身体に溺れていった。
幸い、ずる賢く立ち回ったこともあり、妻には全くばれなかった。
彼女と関係を持った夜、遅く帰っても、ただにっこりと迎えてくれる女だった。

しかし、そんな関係がずっと続くわけはなく。
最近、彼女から別れを告げられた。
新しく好きな男が出来たとのこと。
まあ、よくある話し。
独身の彼女にそう言われれば、責めることも出来ない立場であって。
ただ「よかったな」と強がりを言い残して別れた。
4年も付き合っていた女と別れるというのは、想像以上に辛いものだった。
心の中にポッカリと開いた穴は、容易に埋められるものではなかった。

その寂しさを紛らわすため、これまで全くかまってやれなかった妻に、
白々しく優しくしたり、遅くまで思い出話をしたりなんかして。
妻も、結婚後久しく見せなかった笑顔で、俺の話しに付き合ってくれた。

機械音痴な妻に、携帯メールを教え込んだ。
彼女からパッタリと来なくなったメールの寂しさを紛らわすため。
我ながら、その動機の不純さにあきれながらも、
あまり期待もせず妻からのメールを待った。

ある日のお昼前、携帯にメールの着信音が響いた。
妻からの初メールだった。
何げに開いてみた。
涙が出た。止め処もなく涙が出た。

「初めてメエルします 線が引けない もつとちやんと、習ておけばよかた
でも今はすごく幸せて感じかな」

こんな不器用なメール、見たことねぇよ。
俺は今まで、何やってたんだろう。
自分の不甲斐なさや汚さ、妻に対する愛おしさがごちゃ混ぜになって、とにかく涙が出た。

こいつを一生大切にしてやろうと思った。

温泉行って来たヽ(´ー`)ノ露天混浴
子供連れの外人さんがいたよ、アメリカ人なんだけど日本語が上手だった
ところが、その外人さんの幼い娘さんを
変なおっさんが風景撮るふりしてカメラで撮ってんの(;´Д`)
段々接近しながら撮ってるもんだから漏れとか他の客も唖然
すると外人さんはおっさんに
「あなた私の娘を撮ってますか?(´ー`)」と話しかけた
おっさんは「い、いや、撮ってませんよ(;´Д゚)」と言い
外人さんに「じゃあ見せて下さい(´ー`)」と詰め寄られると
「ぃゃ調子悪くって故障してっ(;´Д゚)ちょちょっと待っ」とシドロモドロ
漏れ含む周りの客は「プッ(*'ー')」とか「ハッ(^Д^)」と冷笑
おっさんがカメラ覗き込みながらガチャガチャ操作すること数分
娘さんの画像を消しているみたいだった
ようやくカメラを渡したが、外人さんはしばらくいじった後
液晶をおっさんに見せて「私の娘のは消していいですね?(´ー`)」
どうも消し忘れた画像あったモヨリ
外人さんは穏やかな口調かつ日本語で、
「アメリカにも混浴温泉はあるが、いやらしいこととか同性愛者とか
子供に良くないことがあってダメです
日本の温泉はそういうのが無いから、とても楽しみにして
ここに来たのに残念です(´ー`)
次にここで会ったときは、こんなことはしないで
一緒にお酒を飲んでお喋りをして、楽しく温泉に入りましょう」
とおっさんに優しく説教
おっさんは空の一点見つめたままだった
外人さんカコイイ(;´Д`)漏れ、同じ日本人として恥ずかしかった

うるせえよ。
二度と喋るなよ。
首吊って声帯も潰して糞尿垂れ流しながら死ねよ。
永遠に静かに寝てろよ。
そしたら俺はお前の家に行ってやるよ。
何時だろうと掛けつけてやるよ。
何してる時だろうと誰よりも早く行ってやるよ。
そしてお前のために泣いてやるよ。
なんであんな事言っちゃったんだろうって泣いてやるよ。
葬式にも行ってやるよ。
お前の生前の話を親友から聞いてやるよ。
なにからなにまで聞いてやるよ。
そして俺がこいつの人生を終わらせてしまったんだと思って泣いてやるよ。
通夜にも初盆にもその後の行事も全て行ってやるよ。
その度に泣いてやるよ。
そして今更泣いたってどうにもならないって気付いてやるよ。
お前に許してもらおうなんて思わないよ。
でも俺はこの過ちを乗り越えて生きていくよ。
お前の分も生きていこうなんて思わないよ。
ただ俺は俺の人生を精一杯生きていくつもりだよ。
だから絶対に死ぬなよ。