2006/12/05 (火) 23:27:59 ◆ ▼ ◇ [qwerty]将来、中国のイメージロゴが「龍」でなくなる可能性がある。
上海外国語大学党委員会書記、上海市公共関係学会副会長の
呉友富教授を始めとする中国国家イメージブランドを再構築し、
世界に示す重要研究が、上海市哲学社会科学計画の課題として認可された。
過去から現在まで、龍は中国のイメージの代表的なロゴとして、内外に認められてきた。
中国人も「龍の末裔」と思い、誇りにしている。西側の世界では、龍は横暴で、攻撃性に満ちた
巨大な動物と思われてきた。そのイメージは中国の歴史と文化の理解が少ない外国人に対し、
一面的かつ武断的なイメージを与えた。その意味から言えば、龍は限界があり、誤解されやすい。
呉教授は「中国の国家イメージは空間と時間で分けることができる。歴史的要素を考えると同時に、
現代の時代の特徴、中国の各民族、各地区による文化特徴を考えることができる。また、民族、
宗教信仰と地域文化など要素を考える」と述べた。
中国国家イメージブランドの構築で言えば、呉教授は「中国人民は生まれつき、素晴らしさ、
めでたい理念と民族文化の内容を、イメージを通して表現するはずだ。たとえば、『龍鳳が吉祥を呈する』
『清明上河図』のようなものだ」と話している。
関係者によると、この課題が完成すれば、作られる中国国家の新しいイメージロゴは、国家の
関連部門に採用される可能性があるという。