兵庫県赤穂市の少女(当時18)が3カ月以上にわたって監禁された事件で、 小林泰剛(やすよし)容疑者(24)が少女に対し「おれは(精神の)病気 だから捕まらないんだ」と話していたことが警視庁の調べで分かった。 小林容疑者は複数の女性に暴行を加えたなどとして、03年8月に札幌地裁 で懲役3年保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を受けた。 この事件の審理中、小林容疑者の弁護人は「多重人格障害的な疾患の存在が 否定できず犯行当時は心神耗弱状態だった可能性がある」「統合失調症の 治療に用いられる薬の投与を受けている」などと主張した。