PS3陣営はさらに失速、 発売3週間でようやく15万台に到達したが、 20GB版の需要が急激に低下し、 入荷してもなかなか売れないという状況に陥っている。 発売直前になって1万円以上の値下げをしたのも 「まずはゲーム機として定着させる」ことが目的だったのだが、 結局は高いスペックを求める一部のマニアしか飛びついておらず、 そういう層からすれば20GB版のスペックは非常に中途半端に映るのであろう。 ソフトもほぼ壊滅状態で、「本体の追加さえあれば」と 淡い期待を抱いていたショップも見切りをつけたのか、 緩やかながら値崩れが始まってしまった。 12月に入っても本体の出荷数が好転する気配はなく、 「今年末は捨てた」と言うショップ関係者も多い。 弾不足のためか、ローカライズすらしていないソフトを販売するという Xbox並の急場凌ぎぶりが、SCEの焦りを如実に表している。