http://alive55.exblog.jp/5141764/ 2006年12月5日10:35(UT)、アメリカ・GOES衛星の観測により太陽の大気中で大 規模な爆発(太陽フレア)が発生したことがわかりました。太陽フレアの規模 はC,M,Xの等級があり今回は最大規模のXクラスの中でも非常に大きいX9.0とい うデータが観測されました。 11年周期といわれる太陽活動では、ここ数年、太陽の活動は極小期であり、 X9.0規模の太陽フレア(太陽面爆発)が発生することは非常に稀なことです。 太陽面で、特に地球に向いた部分でこのようなフレアが発生した場合、1日 ~3日後で地球に地磁気嵐を発生させることがあり、また、地球を周回してい る衛星の姿勢制御を乱し、また無線通信へ影響を及ぼすことがあります。