2006/12/16 (土) 04:12:38        [qwerty]
ある男が、死の床につく妻の手を握っている。 

「ジェリー、わたし・・・・わたし、お別れする前にどうしてもあなたに言っておきたいことがあるの」 

「いいんだよ、もう、いい。どんなことをしたにせよ 
 わたしはもう怒ってはいないよ。何も心配することはない」 

「いいえ、ジェリー。わたしは長い間、この秘密を抱いて苦しんできたの。 
 でも、もう白状しなければならないわ。わたし・・・わたしずっとあなたを裏切っていたの。 
  あなたの親友のフィルと不倫してしまったのよ。本当に、本当にごめんなさい」 


「ああ、それは分かっていたよ。 

 わたしがなぜおまえに毒を盛ったと思うのかね」