学生たちにも、遊びでは無かったという言い訳は立つ。 しかし上官の命令で否応無く、投石の雨に晒される 若い機動隊員とは明らかに事情が異なる。結果、機動隊員の応戦も 過激になり、双方に負傷者が出るのは日常茶飯事、"内戦状態"にあった。 そんな状況下で、公安刑事として学生側に潜入し 捜査に従事する人間が心身に受ける重圧は、並大抵のものではなかった。