そもそも「エピソードの半分は自分の体験」だというやぶうちさんのデビュ ー作は、胸の大きな中学生がそのコンプレックスを卒業するというコメディ ー。 そのとき、やぶうちさんは中学2年生。思春期真っ盛りだった。モデルは 姉、タイトル作成は祖母、母親は「私がペン入れを手伝う」と張り切ってい たという