獣医学部の学生達が初めての実習に臨んだ。 担当の教授は、診察台の上にいるブルドックの頭を撫でながら学生達に言った。 教授:「これから私のやることをよく見ていなさい」 そういうと、教授は自分の指をブルドックの肛門に差し込み、引き抜いてから指をペロリと舐めた。 教授:「では、君たちもやってみたまえ」 学生達は躊躇したが、教授もやったのだからと、一人一人、おずおずとブルドックの肛門に指を入れ、引き抜いた指を舐めた。全員が終わるのを待って、教授は学生達に尋ねた。 教授:「さて、獣医に最も必要なことは何かね?」 唐突な質問に学生達は戸惑ったが、やがて一人が手を挙げて答えた。 生徒:「何事も恐れぬ行動力です」 すると教授はニヤリと笑っていった。 教授:「私の人差し指と中指を見極める観察眼だよ」