北朝鮮によるミサイル発射、核実験などの影響で、在日朝鮮人の子どもたちに対する 嫌がらせなどが全国各地で相次いでいることを受け、在日本朝鮮青年同盟福岡県 本部(福岡市博多区)は16日、同市中央区天神で街頭活動を行い「在日朝鮮人に 対する迫害はやめて」と訴えた。これまで大阪、京都、広島など全国の主要都市で 実施されており、九州では初めて。 この日は約20人の若者がビラを配りながら「朝鮮学校の児童・生徒に対する脅迫や 暴力事件が後を絶たず、人権と生活権が侵害されている」と実情を訴えた。同本部の 金一道(キムハンギル)副委員長(29)は「暴行など目に見える被害は無いが、 無言電話や脅迫電話が本部や学校にかかってきており、いつ何が起きるか分からない 不安が常にある」と話している。 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20061216/20061216_036.shtml