>  2006/12/29 (金) 00:19:29        [qwerty]
> > 社会的なお話は別にあるとして単に音楽聞いての話だよ
> > パラダイムといっても色んな側面がある
> > 良くも悪くも彼の時代の対位法的な曲の取り扱いってのは現代にも割と影響してる
> > それに教育的な価値はある程度専門家には認められていた
> > あんまり前の周期になると何やってるのかいまいちわからなくなるよね
> > 例えばルネサンス期の音楽になると流石に現代人は退屈な人が多いと思う
> ルネサンス期以前の音楽は個人のための音楽じゃないだろ
> パーティ用の音楽だったり祝典のための音楽だったりあるいは宗教的な側面が強かったりしたわけだからな
> 中世なんか基本は単旋律で重音というだけで雑音とみなされてた
> パラダイムが違うわけだ
> そして古典派以前は簡単に時代でくくれるものじゃない
> バッハは時代に耐えているといったが、バロック時代にはバッハは古臭くて異端だったわけだが、
> じゃあその当時最先端のバロック音楽が現代の中に生きているかといったらそんなことはなく、ほとんどが忘れられている
> 要するにバッハは過去の人間だがロマン派的なパラダイムの中に、つまり現代的な音楽であったというだけだ
> もちろんバッハの作曲法がどうのという話はあるが、それならサティ以降モードが西洋音楽に認知されたことを取り上げて、
> ギリシャ時代も現代のパラダイムなんだと主張することができることになる
> だがそんなのはナンセンスだろう

おいおい中世が単旋律ってどんな話よ(;´Д`)
後世とは違うにしてもポリフォニー全盛の時代だろ
またルネサンス期以前の音楽は個人のための音楽ではないというのはちょっとおかしい
現在主に残っている音楽が宗教や儀礼のための音楽と言うに過ぎない
そうしたものを記録し保存する習慣を持っていたのが教会であったと言うだけだ
古典派以前は時代でくくれるものじゃないってのはもっともだね
そういう古典って感覚が出てきたのもまさにその時代だから
無論そのままの形でバッハが残存していると主張するのはおろかなことだが
20世紀の作曲家だって単なる参照と言う程度以上に彼をダシにネタを考えているわけで
やっぱりそれなりの連続性を見るのはおかしなことじゃないよ
無論ドイツが音楽の歴史を誇張してバッハもそのネタに使われた側面があることは事実だし昨今強く主張されるよね

参考:2006/12/29(金)00時12分31秒