一日10分ですらすら書ける甲骨文字 おざなりさん 著 現在使われている漢字の起源になった甲骨文字。今まで、 書きたいと思っていながら、敷居の高さにあきらめていた人も 多いのでは。本書は、日本初となる甲骨文字の入門書であり 練習帳だ。甲骨文字は未解読のものも多く、全貌が明らかに なっていなかったが、今回、「説文解字」をはじめとする諸文献、 新しく出土したものも含む膨大な数の甲骨を分析したおざなりさんが、 殷の時代に使われていた標準的な甲骨文字を完全復元。 美しいお手本と、くわしい書き順を参考に、 漢字ドリルのように、一日10分練習するだけで、一ヶ月後には 歴史の教科書の写真に載っているような、見事な甲骨文字を 書けるようになる。亀の甲羅に恨みの甲骨文字を刻んで 憎いアイツに送りつけたり、勝負どころのプレゼンに 甲骨文字を使って先方の度肝を抜いたり、使い方はあなた次第。 風格のある甲骨文字を、この機会に自分のものにしてみては? 265ページ、980円。