2007/01/17 (水) 04:51:14 ◆ ▼ ◇ [qwerty]「んっ……! んぅ……っ!」
とある日の深夜。二段ベッドの上の布団の中から、押し殺した喘ぎ声が響く。
しっかりとかけられた布団は、不自然に盛り上がっている。
なるべく外界に気づかれないようにと留意されているのか、もぞもぞと身じろぎをしているだけのように見えた。
──掛け布団の下でネギは明日菜に乗りかかられ、好きなように弄ばれていた。
敷布団と明日菜にサンドイッチされる形で、身体を擦りつけられる。
着ていたパジャマはとうの昔に剥ぎ取られてしまい、
口唇、頬、首筋、鎖骨、乳首──と、届く箇所には余す所なく口づけがされた。
びくびくと震えて勃ち上がったペニスは明日菜の下腹に挟まれ、圧迫される。
裸なのに、汗が止まらない。熱くて仕方ない。視界は暗く、間近にいる明日菜さえもぼやけて見える。
密着したまま繰り返される濃厚な愛撫に、ネギの頭はオーバーヒート寸前であった。
のしかかって来る明日菜が、もどかしげにパジャマを脱ぎ出す。
汗に濡れたパジャマに手こずりながらも脱ぎ去ると、足でベッドの脇へと追いやる。
片手を背中に回すとブラジャーを取り去った。
ふるん……、と、最近更に成長しだした乳房が放り出され、ネギの肌と密着してたわむ。
「っ……んっ!」
汗ばむ肌どうしが触れ合う。
鋭敏にさせられたネギの触感が明日菜の固くなった乳首を感じ、ますます昂るペニス。
そんなネギの生理現象を嘲るように、むにむにと肌の上を這いずり回る明日菜の胸。
──そしてとうとう耐えきれなくなったか、ネギが大きく口を開けて嬌声をあげようとする。
「ひ……っん……──むぐっ!?」
だがその瞬間を待っていたかのように、ネギの口に押し込まれるくしゅくしゅの布地。
口の中いっぱいに明日菜の味が広がった。
明日菜の汗──そして、愛液の染み込んだショーツであると、ネギは瞬時に気づいた。
胸がネギの肌を這い回っていたのが、恐らく脱いでいたときだったのだろう、と。
「ん……んんっ…!?」
濡れた布地が口の中に張り付き、呻くしか出来なくなるネギ。
口をもごもごと動かすたびに、明日菜の体液がぐじゅっ、と染み出す。
──その、生々しくいやらしい味と、鼻孔に抜けるにおいに、頭が胡乱になる。