「漫画家は、刀をペンに持ち替えた永遠の浪人だ。頼れるのは自分独り。自 立してクリエーターと名乗れるようになるまでが、いかにすさまじい道のり か。退職金も年金もない。いつ奈落に落ちるかもしれない」 クリエーターの境遇を語る松本氏の言葉は熱を帯びた。 「著作権で保護されることが、家族や子孫がある自分自身の精神的な安ら ぎにもなり、創作意欲にもつながる。ある有名な作家のご遺族から、『私 のところの著作権はもうすぐ切れます』と涙ぐまれたことがある。それが、 いずれ自分の子孫にも訪れると思うと、どれほど切ないか。せめてあと2 0年。あの手塚治虫さんの権利すら、あと30年ほどで切れてしまう。と りわけ先進国では70年が増えてきている。 http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070130/ent070130000.htm 松本先生も老いさらばえたな(;´Д`)