(記者) 少子化対策は女性だけに求めるものなのか、考えはいかがか。 (厚労相) 若い人たちの雇用形態が、例えば婚姻状況などに強い相関関係 を持ち、雇用が安定すれば婚姻率も高まるような状況なので、まず若者に安 定した雇用の場を与えていかなければいけない。また、女性あるいは一緒の 所帯に住む世帯の家計が、子どもを持つことで厳しい条件になるので、それ らを軽減する経済的支援も必要だろう。もう一つは、やはり家庭を営み、子 どもを育てることには人生の喜びのようなものがあるという意識の面も若い 人たちがとらえることが必要だろう。そういうことを政策として考えていか なければならない。他方、当人の若い人たちは結婚をしたい、それから子ど もを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけだから、本当にそ ういう若者の健全な、なんというか希望というものに我々がフィットした政 策を出していくことが非常に大事だと思っている これは至極まともな発言だと思いますが(;´Д`)