上手い絵描きの脳内には仮想3次元空間があり、 カメラ、光源、被写体といったオブジェクトがあり、 それぞれが方向、明るさ、色などのパラメータを持っていて、 それらの情報に基づいて1フレームレンダリングを行っている。 この脳内レンダラの性能がその絵描きの技術的な上手い下手を決定する。 例えば性能の低いレンダラは、そもそも脳内仮想空間が xy 2軸しかなかったり、 zbuffer が無かったり、メタフェースの性能が低かったり、影を生成できなかったり、 あるいはカメラと被写体を一定の位置関係に置かないとレンダリングを開始できなかったり、 レンダリングに異様に長い時間がかかったりする。