Microsoftの最新版OS、Windows Vistaの違法コピーが出回っていると伝えら れる中、マレーシアの警察は、海賊版ソフトを販売しているコンピュータ小売 店の摘発に乗り出した。 過去1年は主にライセンスを受けずにソフトを使っている企業の摘発に当たっ てきたが、今回この戦略を転換したと、国内取引省のアハマド・ダフリ・マハ ムド執行担当次官は話している。 「コンピュータ販売業者はコンピュータを手軽に買ってもらおうと、無料の (海賊版)ソフトをPCにプリインストールしてコンシューマーに販売すること がよくある」。アハマド・ダフリ氏は2月16日の記者会見でこう語った。 今回の一斉摘発は2月15日、クアラルンプール郊外のショッピングモールにあ る店のオーナーは 「ソフトウェアはコピーしても減らない。だからそれを売っても制作会社は痛くもかゆくもないはずだ。 ソフトウェアのコピー版を売ることは窃盗とは明らかに違う」 と反発する。