日本の外務省からは、南アフリカでは 「電車、バス、ミニバス等の公共交通機関の利用は可能な限り避けるように」 という勧告が出されている。 しかし、ヨハネスブルグでは、自動車での移動においても、 交差点の赤信号にて停車した日本人ドライバーが武装ギャングに襲撃され殺されたり、 乗用車の故障のため高速道路の脇に車を停め、 車外に出てボンネットを開けていた白人ドライバーが同様に ギャングに殺されたりする事件が発生している。 地元警察の見解は「前者では、たとえ赤信号であっても 事故の恐れが無ければ乗用車でも『停止しない』のが常識であり、 後者では、如何なる理由があろうとも、車外に出るとは非常識で、 携帯電話で警察の救援を求めるべきだった」という始末である。