> > 心霊現象否定派の当然の帰結として、この非現実的な状況については
> > 「これは夢を見てるんだ」という結論に至った。そう考えれば話は早い。目が覚めるまで待つだけ
> > …だが悪夢のパターンとやらでこれがなかなか覚めない(;´Д`)
> > 正体不明の物体が布団一枚隔てた場所に乗っかっているのと、さっきから、認識できない「何か」が
> > 布団の上から俺をじっと見てるのかも、という想像が恐ろしくて、じっと待っているのも耐えられなくて、
> > この際、布団の上に乗っている物体を思いっきり払いのけて悪夢とはおさらばしよう、と考えた
> > で、せーの…、と勢いよく物体を吹き飛ばす自分をイメージしたその瞬間、
> > 本能が
> > 「布団のけちゃダメェェェェッッッッ！！！！！！(;´Д`)」
> > と叫ぶのを聞いた
> > 確かに、もし、物体をのけて室内を見回した時、万が一にも
> > 貞子のようなものがいて、そんなのと目が合ってしまったら発狂すると思った
> > さっきから布団越しに感じる「何か」の気配
> > それは錯覚だとしても、「物体」をのけて何も乗っていなかったらそれはそれで不穏だ(;´Д`)
> > いつもの俺なら、とにかくじっと待って、悪夢が覚める選択を選んだんだろうけど、
> > 今回の緊迫した状況ばかりは待って我慢することを理性が許さなかった(;´Д`)
> > もはやパニック寸前の状態で、とにかくこの嫌過ぎる状況をなんとかしたかった(;´Д`)
> ｵﾁはまだかね?そろそろ寝ようと思うので出来たら早めに頼むよ

次第に「これはやはり、夢じゃないんじゃないか？」と思い始めた(;´Д`)
嫌な汗が全身から吹き出て布団が湿っているこの感じ、実際に重みを感じている布団の上の質量、
やけにはっきりした意識、そして室内に確かに感じる「何か」の気配

だけど、やけにリアルな夢ならこれまで何度も見たことがあった(;´Д`)皆もあるよね？
明晰夢の中で、エリートでモテ王として生きるという一つの人生を歩んだこともあった
これもやはり、その類の夢なんじゃ？そう思いたかった
だが、いくらリアルな夢でも、結局は夢なんだからどんなに怖い思いをしても
現実に戻ればすぐに忘れるだろう、と俺は布団の上の物体を払いのけることを決めた

その時だった
布団の中に潜っていて身動きできない俺は、当然真っ暗闇の中にいるわけで
視覚を使わない分、鋭敏になっていた室内の物音を探る聴覚が異音を聞いた

施錠してあるはずのベランダ側の窓が
「カラカラ…」
と音を立ててゆっくりと開閉するの音を聞いた

参考：2007/04/01(日)01時26分58秒