2007/04/03 (火) 15:10:58        [qwerty]
萌エロ系ではヒロインごとに平均4~5回以上のHシーンが存在し、各シーン少なくとも10~20kb程度のテキスト容量となる
ヒロインが5、Hシーン20kb×5回で計算すると、全体的なHシーンの総量は500kbとなる
まあこれは少ない方だから、実際はこの数値を突破することも多い
だいたい平均的なゲームのテキスト量というのは、1000から1500kb前後
このように、萌エロ系ではかなりの容量をHシーンが占めることになる
対して純愛系タイトルでは、Hシーン自体は重要視されず、ルートごとに1~2回というのが主流だ
したがって同じ予算でエロゲーを作る場合、予算度外視の大量シナリオを投じるのでもなければ、
萌エロ系では限られた容量でいかにプレイヤーを萌焼(ねんしょう)させるかがポイントとなる
結果、ストーリーの盛り上がりに割く部分はなくなり、シンプルな内容になりがちだ
純愛系ではそのテキスト量の大半をストーリーに割り当てる
萌えという面では五分の条件だが、後半に向けて複雑な展開を追いたいのであれば、萌エロ系では少々尺が足りなくなる