2007/04/11 (水) 03:02:03 ◆ ▼ ◇ [qwerty]らき☆すた 第1話「つっぱしる女」
OPについてはどこでも話題になってるでしょうからパスしても良いでしょう。
それよりも本編、驚くべきはキャラクターの演技。
作画と演出に一切の妥協がありません。
同じ四コマ系で大成功したひだまりでは凝ったアングルとカット割り、
そしてセンス溢れる色彩感覚等の飛び道具で勝負かけてきましたが、
こちらは何ともストレート。
殆どがオーソドックスなカット割りで来ており、派手な事は一切しておりません。
しかしそれでいて表情が変わるカット一つとっても、普通なら目と口動画だけを
変更する程度なんですが、ここでは目鼻口は勿論、顔の輪郭線から始まり体全体まで動かしてます。
また、それもいっぺんに動かさずに、まず目を先に動かし、次に首、そして手首、
と人間の反応というものを知り尽くした動き。
そして驚いたのは、先にも言ったとおりカメラはほぼ固定されているのですが、
そのフレーム内で人物が恐ろしく微妙な角度で動く事。
斜め上を向いて考え、肩を上げ、うつむき、指先で演技する。
地味なので気付きにくいですが、恐ろしく高度な作画力です。
また、会話シーンなどのカット割りも、完全に喋り終わってからカメラが
切り替わるのではなく、台詞を喋り終える0.5秒前くらいから次のカットに
溢すテクニックを随所で使っており、しっかりと演出が施されています。
でなに、エンディングはキョーダイン?
まさかとは思うけど、毎回レアなアニメ特撮ソングを歌うんでしょうか(笑)?
余裕があるから遊び心も入れられます。
これは凄いアニメが始まりました。
文句無しの視聴決定!