> 2007/04/11 (水) 13:37:15 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > 猪口「わたしペットじゃないよ~」
> > 伊藤「そうだな。ペットじゃないな。よしよし」と頭を撫でる
> > 猪口「えへへ」
> > って感じじゃない?(;´Д`)
> なにこれ(;´Д`)萌え萌えじゃないか
> もっと続き書いてよ
しばらくして、ブースから例の肉のヒトミちゃんと一緒に前歯が出てきた。
「いただきます」
そう壁に書けばまるっきりご馳走を頂く漫画のような取り合わせだ。その前歯の身体の方が
伊藤静だった。以前から私の知っている女だ。
なるほど肌は白磁のように白く、艶やかで長い髪は見事に黒かった。まるでビスクドールか
呪いの菊人形か、そうでなければ魔女だ。
その、少しきつい目付きをした女が私に尋ねた。「君はいつも、こんなに遅れているのかい?」
私は応えた。
「私は臆病者で、あんたの前に立つのがおっかないんだ。何かの拍子に後ろから前歯がグサリ!
おっとスイマセン、そうゆうつもりはなかったんですが。なんてのは、ぞっとしない」
彼女は涼しい面を保ったまま肉に向かって話しかけた。
「みろ、あの顎でよく言えるよ。だから私は彼女はたいしたもんだと言ってるのさ」
参考:2007/04/11(水)13時33分30秒