>  2007/05/04 (金) 23:56:09        [qwerty]
> > 人は何らかの不鮮明な情報を受けたら、
> > それを膨らませて理解できるところまで情報を加工してしまうからね(;'ー`)
> > で、知覚情報を解釈してる層でどんなネタと結びつけるかという話でユングは鋭いね。
> > でも、集合意識だので片付けるよりも、
> > どんな刺激がきっかけになって情報が改変されるのか?とか
> > ネタのひろがり方がどうなのかとかそんなところを調べるべきだと思いますよ
> 古代のインド民話にこんな話がある
> ある山寺の僧が山羊の仔を背負って運んでる途中それを横取りしようとした小悪魔が僧を騙そうとする
> 人に化けて偶然すれ違った風を装って「お坊さんなぜお坊様ともあろうお方が死んだ狼なんか背負ってるだい?」
> と尋ねる僧侶は最初「なにを言ってるだ俺は仔山羊を背負ってるのに」と思っていたが
> 再度小悪魔は人に化けて近寄り今度はなぜ枯れ木を背負ってるのかと訊き三度目、四度目にはまた別の物を背負っていると云う
> それで僧侶は自分が何か大変な魔物を背負っているのかと怖くなってもう後ろを振り返れなくなり
> 背負ってきた仔山羊を捨てて逃げ出してしまう
> でこの話っていわゆる狐狸妖怪のテンプレ原型なんだろうけどおそらく羅生門の山中で侍が詐欺に遭って
> 弓と刀を奪われる話のルーツもこれと一緒だと思う
> その話を元に芥川が「藪の中」の弓も馬も着物も剥ぎ取られるエピソードにしてそれを元に黒澤が映画の羅生門を撮り
> 以後の映画にも影響を与えた
> という俺発祥の説がある

あってるんじゃないの?
きちんとした小説家は過去の神話は民話をきちんと調べてるよね(;'ー`)
そしてうまく使ってくる
そういう人は好き

参考:2007/05/04(金)23時53分50秒