2007/05/07 (月) 19:51:25        [qwerty]
理化学研究所の原正彦・局所時空間機能研究チームリーダーらは、土壌にいる微生物の
粘菌を使った「生物コンピューター」の基本原理を考案した。現在のパソコンなどが苦手と
する新しいアイデアや発想を生み出す計算に向くという。
実用化には時間はかかるが、人間のような柔軟な思考が可能なコンピューターを実現
できるとみている。

考案した生物コンピューターでは、情報処理の基本単位であるトランジスタの代わりに
粘菌の習性を利用する。エサを求めて成長する粘菌の周りに光を当てると、粘菌が
いくつかの決まった形になる。光を「入力」、形を「出力」として計算に利用する仕組み。

現在のコンピューターは一個のトランジスタで「1」「0」の二つの出力を出すが、粘菌だと
一個で十通りの結果が出る。正確な答えを素早く求める計算には向かないが、答えが
導きにくい複雑な問題でいくつかの選択肢を示したり、意外な発想を生んだりする
コンピューターになるという。

nannka