「幽霊トンネルだー」 「ちょくちょくここ通るけど幽霊にあったことないよね」 「あいたくないけどね…」 「どんな幽霊が出るんだろう?」 「あれだよほら、例えば車に乗ってここを通ってるとしよう。」 「うんうん」 「舞台は深夜。都会とはいえ人の流れは殆どない」 「うんうん」 「そんな中車でとろとろ走っていると突然窓からバン!バン!と大きい音がして」 「ふむふむ」 「ふと窓を見ると、そこには無数の人の手が!」 「こえー!」 「怖いだろ!」 「それあれだよ、『ハイウェイ・スター』だよ!」 「スタンドかよ!」