http://ore.to/~gekka/2005/11/20051113_041725.php 三十八歳・独身無職オタクの「影男」シリーズ。 基本的には、「力ある美少女がダメオタをアジる」マンガ。 この場合の力というのは現実に適応する力だったり、妄想する力だったり、軍事力だったり。 アジテーションの中身は多くは「ダメオタは○○のために戦って死ね!」。これが繰り返される。 「私のため」あるいは「国のため」に死ね。死んで人様の役に立て……しかし、ダメオタの象徴たる「影男」は いつも最後に「死ぬのはいやですぅ~」と逃げてしまうのだけど。 こういう作品のダメっぷりを愛するのは自虐なのかなあ。自虐な気がする。駄目オタクの。 そしてこの作品を読んで語りたくなるのは、この作品そのものではなく、(すくなくとも自分の一部はそうで あるような)駄目オタクについてなのかもしれんなあとも思った。 いつも心に「影男」を。 そんな駄目オタクにはオススメです。きっと。