2005/05/27 (金) 06:48:59        [qwerty]
「40代になると、アルバイトでも仕事が限られ、まして賃金は上がらない。
 仕事は補助的なものが大半だから、やりがいや達成感は得られにくい。
 そして、企業から『雇用の調整弁』として使い捨てされる。
 自由どころか、むしろ制約の方が大きくなる…」

制約を受けるのは個人だけでなく、国家も同じだ。

元富士総研研究員で白鴎大学教授の浅羽隆史さんの試算によると、
2010年度には税収が967億円減り、
厚生年金の未加入・未納者が8%増える、と見込まれている。

「年金を払っていないフリーターは高齢になっても、年金を受け取れず、
 生活保護に頼ることになる。
 しかし、その分、他の誰かの負担が増える。
 フリーターにも負担を求めるような税体系に見直すべきではないか」

浅羽さんは、40代フリーターが増殖するようなことになれば、
国の基盤が揺らぎかねない、と警告する。