2007/05/19 (土) 19:33:56        [qwerty]
若井おさむの悲しい過去…


20代の頃、幼い頃から続く母親からの虐待や兄の理不尽な暴力などに耐えかね、自宅を離れて居酒屋の経営(父親の出資でテーブル3つ、カウンター7席ほどの小さなもの)を始め、生活していた。
数年の後、若井が家を離れたことで虐待の対象が父親に飛び火し、父親は暴力を受けていた。その状況を聞いた若井は父親に何度も離婚を勧めたが、父親は決断しかねていた。
悩み続けた末、父親はついに離婚を決意したことを若井に報告に来たその夜、亡くなった。
若井は父の葬儀で「お父さん殺したんはお前や!」と母を責めたが、母方の親族にも取り合ってもらえずに絶望したという。
遺産のことで家族ともめたくなかった若井は、自ら父の遺産相続はすべて放棄する旨の念書を書いて母親に渡したが、
父親の出資で始めた居酒屋(その頃には相当な繁盛店になっていた)は父親名義のままであったため、すべて母と兄側に渡ってしまった。
途方に暮れた若井は、自殺するための手ごろな木を探しに東南アジアへ・・・
当時、若井と付き合っていた彼女は「あの人は死ぬつもりだ」と悟りどうしても会って話をしたいと、
ある国の空港まで行き再会した。
そこで若井が「今、日本ってどんな感じ?」と問うと
「ダウンタウンの松本さんがドラマ(「伝説の教師」)に出てる」と彼女が答える。
もともとお笑い好きの若井は「ええ! あの“笑い”しかしなかった松本さんがドラマに?」と驚愕し、
それだけは観ておかなければ死ぬに死ねないと思い立ち帰国。
そしてたまたま観た回が、松本が自殺しようとする生徒を「人間は笑うために生きている」と諭す話で、
それを見た若井は号泣し、吉本に入ったのだという。